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「よし!もうワントライ!!」
サンディルは何度も挑戦を続けた。
一方で……
カー・リッカーはサンディル・ブランデーという名前のメールアドレスが来たことに驚いた。
「これがブランデー族か…?
俺が25年追い続けてきた謎の一族「フューゲ族」のライバル的関係の一族であるあのブランデー族がこのサンディルという人なのか?
これはチャンスかもしれない…。
25年動かなかったリンダリン・リアル事件の真相がついに動き出したのかもしれないな…。」
カー・リッカーはサンディルからの連絡が待ちきれなかった。
「サンディル・ブランデー……。
今何をしているのか……。
イジュースは実在するのか……。
真相はこの人にしか分からない…。」
そして、サンディル達。
「はぁ…はぁ…疲れきったわ……。
ちょっと休憩……。」
「そうだな、休憩を挟もう。」
ヘライクマーはサンディルに休憩をさせた。
そして、サンディルはチラッと携帯を見た。
「ちょっと!!カー・リッカーから連絡が来たわ!!」
サンディルは思わず声を出した。
「本当か!!なんて書いてあった?」
「えぇと……刑事をクビになったんだって!!」
「えぇ!!……いやそれより他になんて書いてあった??」
ミゲルはカー・リッカーがクビになったと知ると何だか気まずくなった。
そもそも自分たちが殺されなければこんな事件起きなかったからである。
「えっと……いつでも会えるんだって!!」
「明日にも会ってこい!!」
「どこかにいいカフェか何かないかしら…。
調べなくちゃ!!」
「明日会うならもう夜も遅いし早めに連絡を返した方がいいんじゃない??」
「そうよね…!近くにいいカフェ見つけたわ!!」
「カフェに行くよりここに来てもらった方が話が早いんじゃないか?」
「ちょっと2人ともだまってて!!」
サンディルは呼吸を整えた。
「分かったわ。明日この家にカー・リッカーを招待してミゲルの存在やイジュースの存在を教えて、代わりにリンダリン・リアルについての情報を教えてもらう。
これでいいわね??」
「それでいい。」
「問題ないと思うよ。」
これで全員の意見は一致した。
そして、サンディルはカー・リッカーに返信をした。
カー・リッカーさん
サンディル・ブランデーです。
返信ありがとうございます。
早速ですが、明日会うことは可能でしょうか?
私の家の住所を送るのでそこまで来て欲しいです。
口で説明しても信じてもらえない可能性があるので、実際に見てもらった方がいいと思います。
返事待ってます。
そしてサンディルは、送信ボタンを押した。
その頃カー・リッカーは……
「返事が来た!!
明日この場所に行けばいいのか??
結構近いな。
車で30分くらいだ。
分かりましたと返事をしよう。」
カー・リッカーはサンディルのそのメッセージに「分かりました」と返信をした。
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