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次に私が目を覚ましたのは、見知らぬベッドの上だった。
「あっ、美空!目が覚めた?」
「Rinn…の声がする…」
「あはは、そうかそうか。美空は凛斗よりRinnがお望みですか」
「り…と?」
手探りでスマホを探して画面をつけてみる。本来なら私が死んだはずの、次の日。
「これは…どういう状況?私、死んだんじゃ?」
「えっなに?美空死ぬの?」
「えっ、私生きてるの?」
お互い何も知らないまま困惑している。
あの、遠い昔に戻った日、私が凛斗に告白したから、違う結末になったってこと?
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