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凛斗の口からは当たり前の感想がでてきた。
「あぁ…と、私未来から来たんだよね…」
「ん?」
「とは言っても、死んで1日だけ戻ってきたって感じ?」
「は?」
そこから私はここに来た経緯を説明した。
ただ、Rinnが引退宣言をしたことだけは伝えなかった。
「…なるほど。じゃあ、24時間経ったら、美空は消えちゃうの?」
「多分…?」
「そんな…ここにいるのに?美空、生きてるのに、死んじゃうの?」
どんどん泣きそうになっていく凛斗を見て、私も泣きそうになる。でも、ここで私が泣く訳には行かない。なんせ、私の方が年上だから。
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