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次の日の夜。
自宅で夕飯を済ませくつろいでいた頃にケータイに通知が届く。
それは今朝受けた試験の結果。
ケータイの液晶に指を滑らせ、しばらく画面を下に動かすと試験の合否が確認でき、合格と表示されていた。
「よしっ 」
この合格は一次審査を通過したという意味であってまだ油断はできないのだが、ここ最近は落選続きだったからつい嬉しくなり喜びを噛みしめきれずに漏れて出てしまった。
毎朝のルーティンをこなしているのはもちろんのことだがどうして一次審査を合格できたのか、と考えていると思い当たる節がある。
自然と笑みがこぼれた。
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