16人が本棚に入れています
本棚に追加
どうやら、その先輩たちの中の二人は私立の女子高に通ってて、少し前に卒業したらしく、全員が卒業したらお祝いしようという事になっていたらしい。
関口たちが直接知っている先輩もその中の二人だったようだ。
その中のヨウ子という先輩の話が始まった。
どうやら今日のメインは鍋ではなく、その話だった。
「コイツが訊いてくれるから」
とFが私を指差す。
ん…。
待て待て、どういう事だ…。
私はとりあえず、そのヨウ子という先輩の話を訊く事にした。
「生霊ってあるやん…」
あるやん…って言われても…。
私は頷く。
「私の前の彼氏の…。今は彼氏居らんねんけどさ」
そう言いながら変な甘い酒を飲んでいる。
最初のコメントを投稿しよう!