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事件発生!?
スズメ「ない、ない!どんぐりがどこにもなーい!」
ムクドリ「嘘だろ!?少ないとかじゃなくて、ほんとに一つも落ちてねえじゃんか!どうなってんだよ一体!」
スズメ「知らないよ!とにかく、原因を探さなくちゃ!」
困ったことに、なぜかどんぐりが一個もなかったんだ!もう僕の舌はどんぐりを求めてるのに…。ああ、一層どんぐりが食べたくなってきちゃった。こうしちゃいられない。早く原因を突き止めてどんぐりを食べよう!でもどうすればいいんだろう。とりあえず、このあたりを調査することにした。
……しばらくして
ムクドリ「おい、すずめ!なんかあったか?」
スズメ「何にもなかったよ…。」
ムクドリ「手がかりはなしか…。」
スズメ「あ、そういえば。」
ムクドリ「なんかあったのか!?」
スズメ「なんかっていうか…。少し離れたところに他の鳥がいたような…。」
ムクドリ「そーゆーのを早く言えって!」
スズメ「ホカノトリガイタヨウナ(早口)」
ムクドリ「その速くじゃねえ!とにかく、行くぞ!」
そうして僕たちは森の少し奥深くまで進んだ。森の奥には、小さいけどとてもきれいな池がある。あそこにピクニックに行く鳥も少なくはない。もしいるとすれば、僕が見た位置からもそこが近いだろう。
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