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どんぐり不足の解決策
スズメ「でもどうしよう…。」
ムクドリ「?」
カラス「ほかの鳥の分のどんぐりがないことですか?」
スズメ「はい…。」
ムクドリ「確かにそれは困るな。どうすんだ?」
カラス「…あそこなら、いやでも…」
スズメ「カラスさん。どうしたんですか?」
カラス「いや、他の森のことを考えていたのですが、あれはどんぐりなのかと考えてまして。」
スズメ「?」
ムクドリ「どういうことっすか?」
カラス「とてもおいしいのですが…、その、どんぐりを楽しみにしているならどうなのだろうと思いまして。」
ムクドリ「あー。それなら多分大丈夫っす。」
カラス「本当ですか?」
スズメ「僕たちおいしいものが目的なので!」
カラス「そうですか。なら大丈夫でしょう。こっちです。ついてきてください。」
スズメ「いったいなんだろー?」
ムクドリ「なんかワクワクするな!」
こうして僕たちは、カラスさんの後をついていった。いつもの森より少し遠かったけど、いけない距離じゃなかった。その森にあったのは…。
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