猫のおはなし

５．ペンネームの由来

　それから…。
　ここからはマイナー過ぎるし、私自身の記憶があいまいなので、書くか書かないかかなり迷ったが、書こうと思う。

（↑西令草さまからいただきました。右上の招き猫がサビ猫っぽい！）

　実は、お気に入りではあるけれど、ペンネームを作る時、使わなかった猫の毛色がある。
　それは私が子供の頃に祖父母宅で飼われていた猫の模様なのだが、情けないことに、私自身がこの猫の模様を、なんとなくしか覚えていないのだ（！）。

　私の記憶では、その猫はミルクティー色（薄い茶色）をしており、ぼんやりとシマ模様があった。
　キジトラの、トラ柄が95％以上抜けてしまったような模様…と説明するのが一番近いような気がするが、自信を持って言い切ることができない。
　というのは、当時周りにいた大人達は、その猫をトラ猫ではなく、三毛猫の一種だとしていたからだ。
　どういう種類の三毛猫かというと、普通の三毛猫は三色の毛が綺麗に分かれているものだが、その三毛猫は三色の毛がドロドロに混じり合った三毛猫、という認識である。