僕は、私は!今日この学校を卒業します!!

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よく懐いてくれたと思う。一緒にいると楽しくてくだらない話をたくさんした。真面目に見えて、私と一緒に授業をさぼったり意外と適当なところもあった。真面目って言われるの嫌いなんですよね、なんてよくぼやいてた。 私が死にたいって言うのも黙って聞いてくれるようなやつだった。 私は彼に最後のお礼を言うのが最低限な礼儀だと思って。あるいは止めてほしかったのかもしれない。だけど唯一信頼していた彼に綺麗事なんて吐かれようものならさめてしまう。そんな複雑な思いを抱えながら彼を探していた。
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