家庭教師のドラキュラさん

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「わぁぁぁぁぁぁぁーーー!」 今僕は落ちている。 タワーマンションの25階から転落したのだ。 それは自分の意思ではなく、全てあいつのせいだ! つまらない人生だった。しかしもういじめられることもない。辛いことも何も感じない。安心して逝こう… いろいろなことが走馬灯のように甦ると思いきや、浮かんで来るのはついさっきのこと。 それはこんなことになる現在(いま)からさかのぼること約3時間前。 僕は初めてドラキュラと遭遇することになる。
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