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#1
私は今日から高校2年生
少し肌寒いこの季節
鼻を啜りながらもう見慣れた門へと足を急ぐ
.
下駄箱に自分の靴を入れ、廊下に貼ってあるクラス表を人々の間から覗く
今年は3組だった
去年は1組で中学で一緒だった数少ない友達とクラスは同じだったけど、今年は違くなった
日和 「今年クラス一緒じゃないね〜…」
涼夏 『?!』
急に出てきたこの子が私の数少ない友達兼相談役の長谷日和( ながやひより )
親のようなキャラでどんな悩み事も解決してくれる通称「お母さん」だ
日和 「ん?どうしたの?」
涼夏 『っえ?!な、なんでもないよ!』
私がぼーっとしているのに気が付いたのか、日和が喋りかけてきた
私は咄嗟になんでもないと言ったが、実はクラスが違うことに酷く落ち込んでいたのだった
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