小鳥村の仲間たち 第二羽 踊る冬の宝石

宝石って何だろう？

ムクドリ「なー、スズメ。」

スズメ「なーにー？ムクドリ君。」

ムクドリ「宝石って何のことだと思う？」

スズメ「なんだろーね？今ちょうどそれを考えてたんだけどさあ。」

ムクドリ「冬にしか見れないんだよな？でもカラスのおっちゃんは凍った池をわざわざ宝石とか呼ばないと思うんだよ。」

スズメ「あ、もしかしたら鳥かもよ？ほら、春から夏までツバメさんが村にやってくるでしょ？そうすると、冬にだけ村に来る鳥がいるとか。」

ムクドリ「おっ、それはありそうだな。」

スズメ「でしょー？」

ムクドリ「鳥だとすると、どんな姿なんだろーな？」

スズメ「やっぱりキラキラしてるのかな？」

ムクドリ「ますます楽しみになってきたぜ！」

そんなことをしゃべっている間に、僕たちは森に到着した。ここなれくればあ

と少し、のはずだったんだけど…。