いんぽすたぁ

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〜〜〜  とあるBARにて。 「トラ〜何そのバッグと大量の…タグ??」 「シュウがこれを集めたら団長は遊んでくれるって」 「マジで!?」 「これが?まぁ、シュウが言うなら確かなんだろうけど…」 「…どこの?」 「えっと…しろざき?学園の新歓のやつ」 「あ!だから、金曜日いなかったのか!」 「そう」  城崎学園の新歓で使われたタグを一つの机に取り出し、四人の影がまわりを囲む。 「そういえば、そのシュウは?」 「もうすぐしたら来ると思うけど」  BARの扉が乱暴に開き、入ってくる少年が一人。 「もう集まってたんすか!早いっすね!」 「遅いよ!シュウ!」 「シュウ、扉はもう少し優しく扱うように」 「説明よろしく」  シュウと呼ばれる少年が入ってきたことにより、前より賑やかさが増す。  説明を促されたシュウは、大まかに説明した。説明を聞いた三人はそれぞれが不満をもらす。 「いいなー!俺も行きたかった〜!!トラだけずるいよ!!」 「そうだな。俺たちも誘ってくれたら行ったのに」 「…俺らなら全部のタグ取れた」 「まぁ、俺は隠れて動くのが得意だからな」 「それでも!!団長のために俺らも何かしたかった!!」 「同じく」 「…同意」  三人の不満はなかなか収まらない。そんな三人をシュウはまあまあとなだめる。 「でもさ!これさえあればGWに団長とたくさん遊べるんだから、いいじゃないっすか!」 「チッ」 「はぁ」 「…」 「今回は俺だけで行ったが、次は夏休みに皆で何かしよう。GWは久々に団長と遊べるんだから楽しむべきだ」 「…そうだね!!」 「次は皆で」 「…うん」  トラの言葉で三人の不満はなんとか収まり、GWに何をして団長と遊ぶか話し合い始めた。 「ちょっと話逸れるんすけど、あの、皆俺への当たり冷たくないすか?」 「そりゃー」 「当たり前」 「ちゃんと腕は買ってるけどさ」 「…そう」 「「「「君はまだまだ新参者だから」」」」 「え〜…そう言われても加入してもう二ヶ月くらいはたちますよ…」  四人からの言葉にシュウは項垂れる。そんなシュウを他所に、四人はまたGWの話に戻っていった。 ーーーーーーー 新歓編終わりです。次はGW編となります!そうです!族です!作者はとっても楽しみです! そういえば! 西村くんの方言について触れてくれた方がいらっしゃったんですけど! そうです!アタリです!! 九州が主です! 作者が九州生まれなんですけど、地元が他県に近いのと作者が影響されやすい関係で色々混ざってしまってるんで、とりあえず定めてない感じです♪ もうすっかりふざけて知らない単語言ってたり造語言ってたりするんで、軽い気持ちで見守ってください。西村くんを。 本当にスターやスタンプなどなどありがとうございます。 これからも不定期更新ではありますが、頑張っていきます!
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