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2人の話からすると宮司不在の神社で桜が宮司代行をしているらしい。どうしようか。行ってみたい。でも桜は霊感が強いから幽体で行くとバレてしまうかもしれない。
(お姉ちゃん、そういう時こそ使ってよ)
「あ、そうか」
ミズノコから預かっているドラゴン・ボール。何でも見通せる魔法の水晶玉みたいな物だ。
「よし! 玉よいでよ!」
私は両手のひらを上に向け念じた。すると次の瞬間には手のひらの上に透明な玉が現れた。
「どれどれ〜。桜の実家の神社はどんな所かな〜」
桜を思い浮かべながら玉を見つめた。
「え!」
いきなり魔法陣が現れた!
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