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未だに見る悪夢
『一年でレギュラー取れたからって、調子にのってんじゃねーよ!』
ミーティングがあると聞いて来たものの、どうもいつものミーティングとは違う。そこには、レギュラーになれなかった三年生の先輩が三人いた。一年で先発メンバーに大抜擢された僕が、生意気で仕方がなかったようだ。
『おとなしくしてりゃ、コレは捨ててやるから』
ナイフを頬に当てられ、ひんやりとした感触に怯えた。
『なんだ? その生意気な目は!』
『うっとーしい野郎だ』
理不尽な罵声と拳や足蹴りの嵐。僕を蹴る暇があるのならば、サッカーボールを蹴ってりゃいいのに。
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