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プロローグ
俺の名前は紅 透
至って普通の
「俺だけ…俺だけ13徹は上司まじふざけてるわ、呪い殺すぞ」
ブラックリーマンです
「クソ上司は15徹で精神狂うの知らんのかなぁ…」
あーまず… ウトウトしてきた
あいつは人間じゃない、悪魔だ…悪魔相手に呪い殺すのはなんか変か…思考力落ちてきたなぁ…
はぁー…全く…
逃げたい…
いっそ自殺して異世界転生願おうかなぁ…
はぁー潰れてしまえこの世界…いや世界はとばっちりやな…会社潰れろ、完膚無きまで潰れろ
ありとあらゆる機密情報バレて人に言えない汚職までバレて潰れろ
そんなくだらないことを思い浮かべていたことが原因か、既に赤になってる信号に気付かなかった…しかも運悪く…視界にとらえ、脳が判断する前に、よそ見をしているトラックはアクセルを踏んでいた
「あっ死んだ」それを言葉にした時俺の景色は暗転した
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