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「ふーんで?女の子になってんの?しかも紅透から クレナ・タール になってるし?恥ずいわ」クレナタールは前世でちょいと流行った小説の主人公の名前と一致していた
[ERRORが起き、そのような結果になりましたが、それでもいいと思いますよ?]
「かーひっでぇなぁ慰謝料請求しますわ」
[はい?ここには何も無いですよ?]
「いるだろーがお前が」
「お前連れてくんだよ」
[!…了解致しました、ですが私はここを離れられないので、私の通話機を持っていってください]
渡されたのはビー玉みたいな透ける玉だった
【聞こえますか?】
輝きとともに音が聞こえてくる
「うおっ!?喋った!?」
[現世では教会で祈るか、ここ経由で話せます]
「了解」
[…では向こうにダイブしましょうか…]
「ここでやることやったしするか、ダイブ」
[では行ってらっしゃいませ、マスター…]
「おう」
そして俺の真下に穴が空いた
「は?」
重量に従い自分の体が落ちていく
「ふざけんなぁぁぁぁぁぁポンコツメカがぁぁぁぁぁぁ」
俺はその後頭をぶつけ意識が吹っ飛ぶのだった
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[本当はリダイブ…ですけどね]
機械の中から人の形をしたものが現れる
「貴方が作り替えた世界をお楽しみください創造主 、ここは貴方の臨んだ世界です、覚えていませんが」
紅 透…クレナを見届けた後、また機械の中にそれは戻っていくのであった
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