クラシックコンサート会場の人々

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クラシックコンサート会場の人々

 今日は、20年振りにクラシックコンサートを聴いてきました。無料で、しかも近場でしたので、久々に、私の動かない脳みそに刺激を与えてきました。  しかし、昨日寝不足の為、前半は心地よすぎて睡眠。いびきはかいてないから、許して下さい。後半はピアノの旋律に聞き入ってました。(多分)  会場内には、様々な人々がいました。勿論、はたからみたら、私の方が変な人なのでしょうけど。それはさて置きまして。  まず、小さなお子さんを連れて来られた方。小さな頃からクラシックなんて羨ましい限り。7歳位の男の子が妹を連れて、ボックス席から、下のフロアーの1番前に2人で移動してました。お兄ちゃんがしっかりしていて、お母さんも上から見守り、会場係のお姉さんもフォローしていましたので、2人共お利口に聴いてました。よく出来たお子様でした。  私の席から見える距離に、お友達2人でいらしていた、60前後にみえるマダムたち。1人は明るめの茶髪おさげ。おさげって、多分、ギリ30まで。可愛い子だけ許されるヘアースタイルだよなぁって、眺めてた。お友達は、お嬢さん髪。あの可愛いお嬢様のヘアースタイル。そしてつけてる髪飾りは、赤いハートの飾り。わたしは、引いてしまいました。だから、お友達でいられるのでしょう。私には、そんな勇気はない。人の自由だけども、やっぱ、黒木瞳さんとかじゃないと、その髪型無理じゃないかしら。  一人でいらしてたマダム。ベレー帽に、素敵なコートに、パーマをあてた、年齢相応のスタイル。と思いきや、膝下からみえてるストッキングが薄くて痛い。たしかに細くて、素敵だけど、美人ではないお方。あともう少しだけ長い冬のスカートにしてくれたらいいのに。それって、薄くない。スカートが夏物。  こんな風に、マイナス面ばかりみてるわけではないのだけど、ついみてしまう。  だからって、自分がまともかどうかって言われたら、きっと違います。 そこは、最後に。  それから、ピアノを奏でてくれた、真っ赤なノースリーブドレスの40代の女性。もう少しスリムならいいのですが、二の腕逞しい。楽器奏者なのですから、問題ないのですが、うーん、でも、その白い立派なものは、隠してみてはいかがでしょうか。  司会のお姉さんも、会場盛り上げるトークが、やや下手で、よくわからないとこで、一人で笑って、勝手に同意を求めて、いまいちでしたが。トーンは明るく、とても頑張ってました。 となりに、ほぼいるだけの、フルート奏者のお兄さん、一応司会だけど、うーん。うーん。言葉にできない。  最後に、バス停でバスを待ってる時、見た人。彼氏らしき人に、送ってもらって降りてきた。格好も体型も、なんだかいまいちで、普段着で会って許してくれる相手なのね。きっと。そこはいいんだけど。車さ、バス停だから、バス来るのよ。いつまでも、窓越しに突っ立て、ありがとうを連呼して、手を振ってたら、邪魔なんだよね。  私の格好は、体型は中年太りではあるけど、比較的目にしても、まだ許せる範囲の体型。お気に入りの少しだけ値のはる暗い青のコート。白いセーターに、えんじ色のやや細身にみせかけるズボン。 暗めの赤のブランドのカバン。一つ結びに、洋服に色を合わせたシュシュ。いただきものの、黒ダイヤの小粒のネックレス。  それなのに、靴履き間違えて、いつもの靴履いてきちゃった。だれもみてないと思うけど、あーあ。なにこの足元。みんな台無し(笑) だれか、会場で私みませんでしたか。
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