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この世界は生きにくい
この世に「神」があるならば、きっとこれは私にとって意味のあるもの。
私は甘んじてそれを受け入れよう──
不思議と闇は怖くはなかった。
寧ろ余計なものはシャットアウトされ、神経が研ぎ澄まされる。
あたたかい何かが自分を守ってくれてるとさえ感じていた。
近づいてくる「なにか」に心が躍る。
闇しかないこの先の光のようなもの。
毎日毎日、
その時が来るのを私は心待ちにしていた──
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