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ありえない朝
目が覚めて、時計を見ると七時を回っていた。
もう一眠りしようと思ったが、早く起きないと俺の身が危ない。
母さんに叩き起こされるからだ。
昨日はいきなり布団の上に乗ってきて、窒息しそうになった。
母さんが来る前に、さっさと起きることにしよう。
まだ眠気を感じながら起き上がり、制服に着替えてから台所へ向かった。
「あら優太、今日はちゃんと起きたのね」
「昨日はひどい目にあったからな。今時あんな起こし方する親が…」
母さんだと思って返事をしたが、台所に知らない女の子が立っていた。
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