2-1『紗江』
10/10
読書設定
目次
前へ
/
139ページ
次へ
「いつも?」 「え?」 「颯人さんはいつもそうなの? 男と女、必ずひとりづつ好きになるの? どうしてっ、どうしてわたしだけじゃダメなの……どうしてっ」 頭の中がぐちゃぐちゃだった。こんなことなら黙っていてくれたほうがよほど良かった。知らずにいたなら幸せだった。颯人が自分以外の誰かを自分と同じように愛しているなど、そんなこと紗江には耐えられそうもなかった。
/
139ページ
最初のコメントを投稿しよう!
96人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
1,549(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!