第陸拾漆話 信条と再決
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「・・・。好きにしなさい。」 セツは一言そう言うとまた再び夕陽に照らされた道を歩き始め、ユウも彼女の後をついて行くように歩き始めた。 モナとメア、そしてカノは互いに想いを交錯させながらも各々の成すべきことに向かっている血の繋がりがなく、ましてや存在そのものが異なる姉と妹の後を、必死な顔をしてついていった。
セツ
(
姉
)
は過去との決着を。
ユウ
(
妹
)
は信条の貫徹を。
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