認めたくない事実

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認めたくない事実

「・・・・・っぁ・・・・締めんなって・・・・・」 部屋に入る前はどれだけ彼女を悦ばせようかと考えていたが、結局いつも俺が彼女に骨抜きにされている。 悔しくなってツンと突き出た柔らかい膨らみの頂点を指で弾く。 「・・・・っはっ・・・」 甘い声がすみれから洩れて、その声にすみれの中の俺がさらに大きくなる。 こんだけ悦んでいるのに、すみれとの心の距離を毎回感じる。 彼女が何を考えているのか分からない。 思わず彼女の首筋に歯を立てる。 「・・・・っ・・・・跡はだめ・・・・・」 冷静に返してくるすみれに苛立つ。 俺は冷静な判断ができないぐらいにすみれに溺れているのに。 一気に腰を振る速度を上げる。 流石にすみれも甘い声を我慢できないようで、声が漏れ始める。 そうやって、すみれの頭も体も俺で埋め尽くしたい。 過去の女にこんなこと思ったことが無かったが、すみれを抱くときはいつも束縛心が俺を支配する。 ぞくぞくと快感が頭のてっぺんまで上り詰めてくる。 限界が近い。 すみれも限界が近いようで、何度も何度も俺を締め付けてイキたがっている。
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