手を取らずとも

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手を取らずとも

それは真冬の冷たい雪のようで それは固まって取れずにいる絵の具のように 理解など、できる段階はとうに超えて 自分が一番「そんなこと」は知っていて 触れた胸から言葉が溢れたら 触れる頬から色が滲むなら 手を取らずともに今日もただ真夜中、 これが 「「 私の在る意味 」」
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