窮屈

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窮屈

古びた六畳一間に敷き詰められた 生活のピースがかかとに刺さる ギシギシ喋るキッチン前の音 一服するには肌寒い窓際、死に際 悟る自分の価値とか血の味とか、を 外を駆け抜けていく小学生と僕の 命の大きさ、の差 ってのはさあ、 どのくらいあるんだろうね 埋まる灰皿退かして日差しの中眠る眠る
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