しっぽの救いはあてにならない?
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そうだった。 あいつはそういうヤツだった。 人助けとか手伝いとか、そういうことをやるはずがない。 ヤバいとなったら真っ先に走って逃げ、物陰に隠れて出てこない。そんな薄情な小心者だった。 わかってたのに、期待した自分がバカだった。 そう思いながらも、また会えたのは嬉しかった、と考える自分にほとほと呆れた。 そしてまた、暗闇のなかを落ちていく。
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