1.
1/1
読書設定
目次
前へ
/
9ページ
次へ
1.
二歳になったばかりの姪が泣き出すまで、一呼吸。 顔を上げ、相手を見る姪の目に、濁りを見た。 まっさらな魂で生まれてきた幼子が穢された瞬間――。 その感情の名前も知らぬはずの姪の目に灯ったのは、きっと人が生まれて初めて自覚する〈憎悪〉なのだと思った。
/
9ページ
最初のコメントを投稿しよう!
12人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
144(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!