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残穢
小野不由美先生のドキュメンタリーホラー作品。映画化もされていますね。
(原作と一部違うようです。映画は未視聴)
あらすじ
この家は、どこか可怪しい。転居したばかりの部屋で、何かが畳を擦る音が聞こえ、背後には気配が……。
だから、人が居着かないのか。何の変哲もないマンションで起きる怪異現象を調べるうち、ある因縁が浮かび上がる。
かつて、ここでむかえた最期とは。怨みを伴う死は「穢れ」となり、感染は拡大するというのだが――。
「私」が読者からの手紙から、マンションで起こる怪異現象を知り調査していくというもの。
主人公視点の語りと、ゾッとするような過去の出来事の数々。
そのなかでも私の記憶に残っているのは、帯で首をつって亡くなった女の霊(?)を見たこどもが「ぶらんこ」と表現したところです。
吊られて揺れる体を見て言ったようだと言うことが、わかります。
ゾッとする。こわい。でも、続きが気になる……そんな作品のひとつだと私は思いました。
ふだんあまり怪奇系のホラーは読まないのですが(猟奇ものが多い……)読んでよかったと思える作品でした。
と、やはり感想にすらなってない読書録になってますね……。
まあ、自分向けの記録だし良いか。
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