7.Undo

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第二回レポート 三月十一日  昨日は、久々に文章を書いたこともあり、思うように書けませんでした。先生からは、これじゃよく分からないから、もっと書きなさいと言われました。  もっと多くの字数を書くために、僕の身の回りのことだったり、残っている範囲の記憶について、書こうと思います。  校正師の方の先生は、治療をもっと根気強く行えば、失われた記憶も戻ると言ってくれました。ですが、僕は未だ穴抜けだらけの記憶しかないので、今現在思い出せることを書こうと思います。  僕は七月二十日生まれで、現在は三十三歳です。事件に遭うまでは道路工事の仕事をしていました。警察によると、僕は通り魔に襲われたらしいです。危機一髪で逃げられたけどひどいショックを受けてしまって、記憶を失ってしまったとのことです。今の日本は若い労働力が恒久的に足りていないので、一日でも早く社会復帰をして、道路や橋を新しくしたいと思います。  働くという行為は、人間にとって自然なことで、とても良いことです。僕はこの行為を通して、公私共々、文化的で善良なものにしたいと思っています。
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