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後書き
最後まで読んで下さいました読者様、ありがとうございました。
前作「それでも君の声を」からの読者様、本当にお疲れ様でした。
始めに大きなテーマは「愛する人の太陽(ヒカリ)」です。
陽介が美影の太陽(ヒカリ)になると決めて数十年が過ぎました。そして、二人の間に生まれた泰叶も十一歳。物語が終わる頃には中学生になっています。個人的に、自分の家族を持った主人公を主に書くのは初めてだったので、上手く書けていたかなと少し心配ですが、楽しく書くことが出来たのでよしということにしておきましょう。
さて、裏設定を少しお話ししたいと思います。
まず最初に聖夜の雫、高森芽依が陽介に送った黄色い薔薇の花束。これは前作の「それでも君の声を」でも失明した美影の病室に陽介の元カノが菊の花束を持って贈るというシーンがあるのですが、今回の物語でも嫌な意味で花束を贈るシーンが欲しくて黄色い薔薇の花束を贈ってみました。
きっと、花言葉に詳しい方が読んで下さっているなら察してくれたと思います。
次に、月夜の光の話をさせて下さい。物語には登場しませんでしたが、設定の中でメンバーカラーを考えていました。
どうしても言いたくて仕方ないのでここに書かせて下さい。
月夜の光、翔平(赤)、智史(黄色)、健(青)、陽介(オレンジ)です。
すっきりしました。自己満足でごめんなさい。
話は変わりまして、陽介のような犬系男子を書くのは本当に楽しかったです。また、犬系、溺愛男子を書きたいなあと考えています。
最後に、後書きまでお付き合いして下さいました読者様、お疲れ様でした。
後書きはこれにておしまいになます。後書きの後に陽介が書いた「例えばキミが」の全文を公開しますので良ければ読んでみて下さい。
それでは、次回作で出会えることを願って。
ー終わりー
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