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2作品目 友断 トモダチ
ジャンル:ホラー
メモ:三行から〜に出そうとして忘れてたやつ。笑
共に成人式を迎えられなかった奴がいる。
俺の親友は9歳から永遠に歳を取らない。
ずっとあの日のままだ。
同窓会の後、みんなと別れてりっくんとよく遊んでた公園に向かった。
昔よか小さく感じる。
りっくんと遊ばなくなってからもうここに来てないんだった。
ベンチに座り思い出に浸っていると昔よくどっちが高く飛べるか競っていたブランコが一つだけ揺れている。
徐々に揺れは大きくなっていく。
「あそぼーよ」
そう声を掛けられた気がした。
酔いが冷めてないのか、聞こえるはずもないのにはっきりと鮮明に懐かしい声が蘇る。
「もう、遊べないよ」
本当に聞こえたのかは分からない。幻聴だったのかもしれない。でもボクは答えずにはいられなかった。
「もう遅いから帰らないと」
するとブランコは力を失ったように徐々に揺れは収まっていった。
明日、りっくんの実家によって線香をあげて帰ろう。そう思い一旦家に帰って休むことにした。
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翌朝。母の悲鳴で目を覚ます。
一階に急ぎ足で降りると…
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