3.

8/13
前へ
/125ページ
次へ
思わず口元が緩みそうになって、慌てて気を引き締めた。 "ダメだダメだ、いくら自分しかいないからって、職場で浮かれていたら仕事にも影響しちゃう…" パチン、と両手で頬を叩き、気合いを入れて仕事に取りかかる。 ―だから、気づかなかったのだ―。オフィスの入り口で、私の様子をしばらく見ていて、こっちに近づいてくる人物の存在に―!
/125ページ

最初のコメントを投稿しよう!

74人が本棚に入れています
本棚に追加