たぶん きっと

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たぶん きっと

たぶんきっと、夜汽車は遅れるであろう。 きっ かり5日前から爆弾低気圧が接近していますと天気予報が連続して伝えており、 猛烈な風雪が偏西風に乗ってやって来る。と 西風「良かったら乗ってくか?助手席空いてるぞ」 風「あっす!何とか自分の足で行きす!!」 雪「良ければ同乗させて下さい。失礼します(あ シートが濡れた)」 幸「ぼく気配が薄いので誰も気に留めてくれないんですよね」 たぶんきっと、夜汽車はだいぶ遅れる。それに乗ってる幸せを待ち侘びているのに。 でもいつか到着した時に、あらゆる困難を乗り越え抱きしめ合う人々の顔が子がおばあちゃんが妻がお互いをLOOK ONする。 たぶん、きっと…LOOK ON LOOK ON♪
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