たぶん 青春は 二度来る(後編)

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たぶん 青春は 二度来る(後編)

52歳、こんな年齢になってまさか二度目が来るとは。思いもよらない夜であった。 あるショートショート投稿サイトで驚きの作品を読む。 デジタル宇宙というキャスティングボードにさまざまな主役や脇役を配置し壮大で綺麗で素敵な演技をさせ音や感情で表現しているSS物語と出絵あう。 『まるで絵画のような物語だ』 その世界では、様々な登場人物が星のようにキラリと輝き青春していたり、ノスタルジックな古いアイテムも登場し、デジタル的な机上の空論から現実逃避させてくれた…夜。 俺は夢中で書いた。釘刺されても、けなされても、のたうちまわっても、書いて、書いて、書いて、書きまくった。妻に「何そんなに激しい勢いでキーボード叩いているの」と不審がられても… そして今でも俺はキーボードを夢中で叩き和音を奏でている。 C♭メジャー7スコード、次はナインス、次はィレヴンス… 俺たちの青春は音楽と共にいつまでも続くんだ~青春・音楽編
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