プロローグ

1/1
前へ
/14ページ
次へ

プロローグ

 真っ暗な世界にわずかな光が見えた。  僕は過去へと向かう電車の中で揺られながら、  一九九〇。旅立ったのは、遠い記憶の中にしかなかった時代だ。僕たちは中学三年生だった。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加