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他人に興味なさそう
彼との出逢いはおよそ1年半前―――
すべてはクラス代表として推薦され、生徒会役員選挙に立候補するはめになったことから始まる。
この高校では、内申の点数稼ぎに手っ取り早い生徒会役員の競争率は高い。
そのため、どうせ選ばれるはずがない、と鷹を括っていたのに…。
何故か本部役員に1年生でたった一人だけ選ばれる、という不可解かつ不運な出来事。
しかも、 “ あの日の出来事 ” をきっかけに、高校1年秋、青春真っ只中、完全に雑用係としてのポジションを手にしたのだった。
それは、 “ 任期初日の定例会 ” にて―――――…
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