7『銀河鉄道の夜』(第四夜)

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【参考資料】 3fd4a3fc-c941-45df-8c95-3f90f72e0dd6 「青森挽歌」(抜粋)/宮沢賢治 こんな闇夜の 野原のなかをゆくときは 客車のまどはみんな 水族館の窓になる   (乾いたでんしんばしらの列が    せわしく(うつ)っているらしい    汽車は銀河系の玲瓏(れいろう)レンズ    (おお)きな水素のりんごの中をかけている) りんごの中をはしっている /『銀河鉄道の夜』の母体詩の一つ  (表記を一部改めました)
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