第2章 共同作業

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☆登場人物紹介☆ ・川下志津(かわした・しづ) 本作の主人公。高校3年生。口下手で臆病なため人と上手く話すことができない。そのため周りから浮いた存在となっている。しかし本当は誰かと楽しく話してみたいと思っている。 クラスメイトの変人・一葉の一面を知って一目惚れするが、持ち前の人見知りが発動してなかなか話す機会を作れずにいた。ある日をきっかけに一葉や文哉と話すようになり、少しずつ打ち解けていく。何を考えているかわからない一葉のことを掴めずにいたが、そんなミステリアスな部分も愛しいと感じている。一葉との出会いでゆっくりと前進していけるようになり、彼の素顔をもっと見たいと思うようになる。 一葉と仲良く話す文哉に対しては、最初は不信感や嫉妬心を抱いていたが、彼の内面を知り今では非常に信用しており、一葉のことをよく相談するようになる。 基本的に冷めた性格で1人を好むが、その反面寂しがり屋な面もある。またかなり一途である。一葉に対しては素直なことが多く、彼の過去を知ってからは彼を支えていくことを決意する。 成績は平凡で特技はない。スポーツは並以下である。人に自慢できることがなく、特徴もない自分にコンプレックスを感じている。漫画を読むことが好きでかなり詳しい。漫画のことになると意外と語り始める。部屋に大量の本が溢れているため母親によく注意されている。
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