1716人が本棚に入れています
本棚に追加
ネクタイ
ずっと憧れていた、彼。
永倉三咲(ながくらみさき)さん。
そんな彼と、甘く濃厚な一夜を共にする事に…。
「文乃…」
ふみの、と彼は私の名を耳元で何度も呼ぶ。
それがくすぐったくて、反応したように声が出た。
白いベッドのシーツの上で、
お互い一糸纏わぬ姿で抱き合う。
彼は私の大好きな人で、私の働く会社の副社長。
まさか、この一夜をきっかけに、
この人を大嫌いになるなんて…。
最初のコメントを投稿しよう!