栄雅の場合

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栄雅の場合

もうすぐで社長。 親父の会社を俺が継ぐ。 歳は25歳、名前は皇栄雅 金持ちで今まで何もかも手に入れてきて俺が悪いことしても父が全部、解決してくれた。 ある時、皇栄雅は誰かに階段から落とされる。 そして目が覚める。 空が見える。 なぜ?外に? 段ボールの中に入ってる。 段ボールだらけ? ここは? (周りを見渡す) 公園? 同じような人いる。 って…    もしかしてホームレス 自分も? 何で? 僕は金持ちの息子だよ。 なのになぜ? とりあえず なんとなく歩いてみる 周りの視線が痛い やっぱり僕はカッコイイんだな さすが金持ちの息子 父の息子だよ。 うん? 見てくる人をよく見ると 引いてる。 何で? ガラスの店舗に自分が写る はあ? ちょっと待って 汚い。 服ボロボロで髪もボサボサで髭も伸ばしっぱなし 不潔じゃないか お金は? ない。 大型ディスプレイに(ビルについてるテレビのこと)ニュースが流れていた。 キャスター『皇栄雅さんが人を殴って殺してしまった事件で皇栄雅さんは逃走中です。その影響で皇栄雅さんの父親が経営してる会社は倒産間近だという話です。』 俺 人を殺したのか 嘘だろう ぼうっとして信号が赤なのに渡ってしまう。 車にひかれそうになり 気がついた時はベットの上で父親が近くにいた。 栄雅『ごめん。迷惑かけて』 父親『大したことじゃないよ。それより大丈夫か?誰かに階段から突き落とされたと警察から聞いたぞ。近くを歩いていた人が見たって』 警察は階段の犯人を捜索中。 栄雅は、これからどうするんだろう。 階段から突き落とされて、栄雅は夢か、なんだか解らずに人を殺してしまっていて逃走したのを体験して何を感じて、どう未来にうつすのだろう END
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