6人が本棚に入れています
本棚に追加
/489ページ
ボクの名前はトーラフ。
生まれはこの町、アロットベリーで
家から近い学園に通っている。
放課後は寄り道したりして
書店やリサイクルショップによく立ち寄るんだ。
いつも通りに学園での授業を終えてから
書店へ向かう近道、路地裏を移動。
黒猫さんとこんにちはのご挨拶してから
進んでいくと…、
見慣れないサイボーグの女の子が
なぜか隠れるようにコソコソとしていた。
なんだろう、もしかして
何か悪いことでもしたのかな?
こういう時に枝とか踏んでパキッとか
音を立ててしまうと不味いよね。
パキッ!
…うん、踏んじゃった、踏んじゃったよ!
物音を立てたせいで
こちらに気づき、
サイボーグの女の子が近づいてくる。
いつもなら誰もいないはずなのに
こんな場所にどうして?
最初のコメントを投稿しよう!