なぜ小説を?

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なぜ小説を?

エブリスタ始める前までの星は…… 絵を描くことが小さい頃から凄く好き。 字を読むことは小さい頃から大苦手。 文字しかない小説なんてもってのほか。 読書感想文は、宿題の中でも難題だった。 マンガは面白い、ずっと読める! アニメも面白い、ずっと観れる! 小説は、一頁も読めない。 漢字が読めない。 単語の意味が分からない。 文章の意図することが分からない。 その状態で数百ページは苦痛しかない。 小さい頃は勉強苦手だったなぁ。 遊んでばっかだった。 今思うと、もっと本読んどきゃ良かった。 だから理系に進んだ。 数学は面白い。 物理は面白い。 科学は面白い。 そして数十年が過ぎて、何故か小説にチャレンジしている。? 人生って不思議なものですね(美空ひばり) 星は創ることが好き。 何でも興味持つ。 工作、DIY、絵画、料理、裁縫、などなど。 自分を高めることも好き。 何か出来るようになると嬉しいから。 ある時、絵本だったら作れるかなって思った。 そしたら、高2の長女が「パパならワンチャン小説行けんじゃね」って無責任に云うから、つい調子に乗ってしまった。  誰に似たのか、家族で唯一、めちゃくちゃ読書する長女。星からしたら意味が分からんくらい読む。ちっちゃい字で分厚い本を何冊も読み続ける。  物語の中に入ると目が覚めるんだと。星が数学の問題を解こうとすると目が覚めるのと同じなのか? それで始めたのがエブリスタ。 これも娘情報で幾つか小説投稿サイトを紹介してもらった。 ググってみると、それぞれ特徴があって、エブリスタが一番良さそうだったのでそうした。  初めから分かっていたけど、今まで活字を避けて生きてきた人間が、急に小説が書けるわけもなく、まあひどい。小学生の作文か! っていうくらいひどい。 そして娘に云われた一言は 「もっと本読んだ方がいいよ」 だった。 「えー、今から?」〈この歳から?という意味〉  苦手な小説を読むところから始めないと、駄目なのか……チーン  まあでも、出来るようになったら面白いなって思い、挑戦することにした。  そこで知りたくなったのは、そもそも小説ってどういう構造をしているのだろう? どんなものにもルールやセオリー、作り方、コツみたいなものがある。  小説という創作物を創るにあたり、その辺ってどうなってんだろうと興味が湧きググった! すぐに出てきた。 なになに…… 「とにかく20万語を書く体力をつけよ」 20万語? それは多いのか、少ないのか? とにかく沢山字を書けばいいのか。っと思った。 他に良く目にしたのが、小説を創作するのに最も重要な要素は、 ストーリー キャラクター 文章力 この3つだと。 なるほど、この3つがあればいいのか。 書けるか! 何となく「でしょうね」って思ったわ! 具体性が全然無い。  唯一参考になったのは、段落を変えたら1段落とすとか、?や!のうしろは一文字空けるとか、点点「……」は必ず2つセットで、とかだったかな。  それで取り敢えず書くしかないかと思い、見よう見まねで何となく書き始めた。  本も読み始めた。星なら読めそうであろう小説を娘の本棚から選定してもらい、貸してもらった。  ホラーやミステリーばっかだった。 「もうちょっとジャンプ的なやつないの?」 って訊いたら、「はぁ?」って云われた。 「じゃあもうちょっと振り仮名がふってあるの無いの?」って訊いたら、「小学校の時に読んでた小説ならあるよ」って見せてくれたのは、『リリアーネのなんちゃら』で、何冊もあるシリーズモノで普通に小説だった。すげー! 一桁の歳でそれ読んでたのかよ。  そして星は、21年の5月に無謀ともいえる挑戦を開始した。 今日はここまで🙋‍♂️ 2022.3.5
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