読書って…

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読書って…

 最近は本もだいぶ読めるようになってきた。前の自分に比べるとだけど。  思い返すと、結構読んだな(自画自賛!)  娘に貸してもらった本は、合計すると十何冊。借りてばかりじゃいけないと思い、自分で買った数冊も含めると二十冊くらいかな。  いやぁ、頑張った。良く頑張ったぞ自分!              :            :  はじめの頃だけど、読書嫌いの人間が無理やり本を読むと、こういう現象が生じた。  何日かかけて少しずつ読み進めるのだが、中盤辺りまで行くと、急につまらなくなる。何の話をしているのか全然頭に入ってこない。く、苦痛……そして眠くなる。ここで離脱してしまうのだ。  しばらくして娘に聞かれる。 「こないだ貸した◯◯読んだ? 最後やばくなかった?」 「まだ途中だから、ネタバレ駄目だよ」 「え? まだ読み終わってないの? もう一ヶ月ぐらい経ってない?」 「いやでも、結構進んだよ、ほら」  半分くらいのところにしおりが挟まっている。 「まじか! 二時間で読めるレベルの本だよ。今どの辺なの?」 「◯◯が、△△して、□□になったところ。いやぁ、この辺急につまらなくなったから、なんか読む気が起きないんだよなぁ」 「あ~そこか。そっから面白くなるのに! なんでそこでやめちゃうの。だいたい、小説に読んでてつまらなくなるって、意味わからんけど」 「うぐぅぅ……」  まあ、今だから少しは分かる。物語としてこれからクライマックスに向けて加速していこうとしている手前だったのだ。  盛り上げるためには、一旦下げる必要がある。読みたい(りょく)(読み体力)が乏しかった星は、下がったところで力尽き離脱していた。  それでも、手にした小説は最後まで読んだ。不思議なもので、訓練すれば出来るようになるのが人間である。最近はまあまあ読めるようになった。  読書が好きな人(娘)からすると、物語を読むのに努力という概念が結び付かんのだと。  書籍に比べ、エブリスタは短いから読める。エブリスタで仲良くしていただける方の作品を読んだりしてる。面白い。皆さん本当に凄い人たちばかりで読む度に感心している。  広いホールに皆さんがいて、星は目をキラキラさせて、扉のない入り口の縁から覗いているような、そんな感覚によくなる。。  いや、いや、いや、頭をぶんぶん振る。その部屋に入ろう! 入ってやろうじゃあーりませんか。大丈夫、きっと大丈夫……。 今日はここまで🙋‍♂️ 2022.3.6
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