創作って楽しい?辛い?

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創作って楽しい?辛い?

 エブリスタを見ていると、本当にたくさんの小説が公開されています。  毎日新作が投稿され、連載小説が更新され、日々新しい物語が世に出ているのを目にすると「すごい世界だな」と感嘆してしまいます。  創作者の皆様は、どんな気持ちで日々作品と向き合っているでしょうか?  楽しい気持ち、展開に悩む気持ち、もっと先へ進みたいと焦る気持ち、作者の数だけ作品にこめられたものは違うはずです。  気持ちの浮き沈みが激しいと、創作に対する熱量にも波がでてきて、そこに悩む方も多いと思います。  ざっくりと創作時の感情を「楽しい」「悲しい」に分けてみることにしましょう。  人はどんな時に気持ちが上向きになったり、下向きになったりするのでしょうか。  「楽しい」と感じる時  ・書きたいシーンを書いている時  ・筆がのっている時  ・いいアイデアが浮かんだ時  ・ストーリーを妄想している時  ・読者が増えた時  ・嬉しい感想をもらった時  「悲しい」と感じる時  ・思うように筆が進まない時  ・書きたいシーンまで道のりが遠いと感じる時  ・この展開は面白いのかと葛藤している時  ・自分のキャラクターに魅力がないような気がする時  ・力不足を痛感した時  ・読者がつかない時  ・シビアな批判をもらった時  簡単に書き出してみました。  どうでしょう。  どちらに当てはまることが多いですか?  私はモチベーションが波のようにうねっているのでどちらも交互に来るのですが、特に強く影響が出るのは「悲しい」時です。  特に  ・この展開は面白いのかと葛藤している時  ・自分のキャラクターに魅力がないような気がする時  この二つに常に悩まされています。  「この展開私はめちゃくちゃ面白いと思って書いたよ!! でも第三者が見てもフーンで終わるんじゃない!? 伝わる!? ねぇ伝わるの!?」  と錯乱状態な時、エブリタイム。  そして「私のキャラ魅力ある!? 誰も好きになってくれる気がしない!! キャラに申し訳ない!!」  というネガティブタイフーンにも度々襲われます。  キャラの魅力に関しては、作者は無駄に自信を持っていてもいいと思います。  自分の好きな要素を詰め込み、「こんなキャラいいな、こういう設定好きなんだよな」で固めた理想の塊です。  誰にそっぽを向かれようとも、作者だけは「お前がナンバーワンだ」という気持ちで向き合っていていいと思うんです。  まず作者がキャラを愛すること。そうすることによってキャラ達は生き生きと動き回り、第三者にも魅力が伝わるものだと思います。  だから現在ネガティブになってらっしゃる作者さんがいたら、肩をたたきながらこう言います「あなたが一から生み出した理想の塊に魅力がないわけないじゃない」  私は恐ろしいほどネガティブをこじらせた人間です。  ネガティブではある。あるけども、創作をやめる気はありません。今まさに死にたいと思っている人間でもできる唯一の趣味が創作だと思うからです。  自分の内面を、考えを、すべてを紙の上にさらけ出す趣味。それが創作です。  辛いときほど、何か書きたくなります。自分の主張や葛藤を自分なりに描き出したいからです。  そういったわけで、私は自分の内面と向き合うべくエッセイを書いてみようかなと思い立ちました。  これから私なりの創作論、推しや趣味の話、挫折だらけの人生について語っていけたらなと思います!  ゆるっとお付き合いくだされば嬉しいです~!!
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