24人が本棚に入れています
本棚に追加
創作ライト勢とガチ勢
これを書くと批判や反対意見も来るのではないかと覚悟して、考えを述べさせていただきます。
創作をしている人は、大きく分けて、気楽にエンジョイしたいライト勢と、人生のすべてをかけて作品に取り組んでいるガチ勢の二パターンいると思っています。
ライト勢は、本編となるストーリーを書かずに、キャラクターを作って楽しむタイプの創作を好んでいる印象です。
また、うちよそなどの交流にも積極的。
交流メインという方も多く、本当に趣味の一つとしてエンジョイしています。
ガチ勢は、ストーリー性のある創作を長期に渡って作っている方が大半という印象です。
ひたすら自作を磨くことに命をかけ、生活の大半を作品作りに割き、そのため交流にかける時間が少なくなりがちです。
楽しいという気持ちと併せて、悩み苦しむ時間も長いタイプです。
もちろんこの二つの中間に位置する方々もたくさんいらっしゃるとは思いますが、大きく二分するとこうなるんじゃないかと思っています。
どちらの作品やスタンスにも良さがあり、どちらかを賛美する気持ちはありません。
ですが、両者が交流をはじめると、作品に対する熱量の違いや感覚の違いによって、やりとりがちぐはぐになったり、お互いに共感し合えないことが多々あります。
これは私の実体験に基づく意見です。
たとえば、壁にぶつかる頻度が違う。悩み方が違う。悩むポイントが違う。
自分が楽しければいいのか、他者を楽しませたいのか、重点を置いているものにも左右されます。
あなたはどちらですか?
最初は、自分が楽しければいいと思って筆をとったかもしれない。でも今は?
今でもそうだと胸を張って言える人と、自分より他者に楽しんでほしいと考えが変わってきた人に分かれるでしょう。
私は後者です。
何よりも、見た人に楽しんでほしい。
人を楽しませたいがために創作しています。
自分の好きなものを第三者にも知ってほしい。共感してほしい。私が頭の中に描く世界観を共有してほしい。
そういった思いで作品に向き合っています。
死に物狂いです。面白い作品が書けるなら悪魔に魂を売り渡してもいい。
泥水すすりながら、どろどろした感情を奥に宿し、魂をぶちこんだ一作を作っています。
自分の中のすべてを込めて創作しています。命懸けです。これを作りきるまで死ねないと思っています。
作品は人生における宝。何よりも大切なものです。
だからこそ、同じように熱い気持ちで作品を作っている人は応援したいし、話してみると共感できることが多い。
やはり、惹かれあうのは同じくらいの熱量で取り組んでいる者同士だと思います。これはきっと、どの分野にも言えること。
こういった小説投稿サイトで活動してらっしゃる方は、熱意を持って作品に向き合っているタイプが多いと思います。
しっかりと頭の中の物語を文字化して第三者にも見せてくれるのですから、皆さんが創造主です。
世界に一つしかない自分の世界を、どうか大切にされてくださいね。
世の中には、脳内にはストーリーがあるけれどなかなか形にできない人が大勢います。
それを悪いとは思いません。しかし、もったいないとは思います。
書いたもん勝ちな世の中なのは明白だからです。
アウトプットしなければ、ただの妄想です。世に生み出して初めて作品となります。
拙くてもいい。ありきたりでもいい。
脳内に物語が眠っている方、まずは一行でも形にしてみませんか?
そこから、あなたにしか生み出せない創作が始まります。
一緒に創作楽しみましょう!!
我々の作品は常に、気高く美しく面白いのです!!
最初のコメントを投稿しよう!