序章 影狩の夜に

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序章 影狩の夜に

満月が近づくと古来より、妖しの存在である「影」達が活発に動き出す。 満月には、古来より浄化の力があるとされる。 闇に堕ちた影達が、本能的に浄化を求めて彷徨うのだという。 闇に堕ちた影を『狩る者』を『影狩師(かげかりし)』 相対して闇に影を『縫う者』を『影縫師(かげぬいし)』と呼ぶ。 ーーーー影は、誰かが、狩らなければ自然浄化されることはない。
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