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◆◆◆◆ 「……ぁあああッ!!」 日高と八雲以外は出された勾留室に、小林の悲鳴のような喘ぎ声が響く。 「こ……こんなの、強姦よ!暴行よ!!現行犯で逮捕してや……あああッ!!」 「それは言っちゃいけない約束でしょー、この作品においてはー」 日高が笑いながら蓋をしたままの便座に座り、膝を立てる。 「あなたがさっさと執行人Xの首謀者について教えてくれれば済むことなんですよー?」 「そんなの……もう3人も逮捕したなら、そっちからいくらでも聞けるでしょ!?」 「はあ?」 日高が鼻で笑う。 「俺たちを馬鹿にしてんすか?末端の実行犯たちを捕まえてもいたちごっこだってわかってますから」 「――――っ!………ああッ!!」 「おそらくは首謀者の一人、少なくとも幹部クラスのあんたに協力してもらわないと」 格子を握るように頭を下げ、臀部を突き出した形で八雲にいいように突かれている小林は頭を左右に振った。 「こ……こんなことしても、言わないんだからねっ!」 「……へえ」 八雲は小林の腰を持ち直すと、ひと際強く腰を振り出した。 「……っ!こ……こんなことして、どうなるかわかってんの……!?」 「減らねえ口だな」 八雲は後ろから手を伸ばし、小林の唇に自分の人差し指を押し込んだ。 「ンアッ!!んんんっ!!」 「あんたこそ、そんな態度とってどうなるかわかってる?」 「っ!……っ!!」 ―――この……このままじゃ……!! 小林は否が応でも上がってくる快感に目を閉じた。 ―――い……イク……ッ!! 「―――――」 「……………!?」 腰の動きを突如止めた八雲を小林は振り返った。 「なんだよ、何か言いたそうだな?」 八雲は鼻で笑いながら小林を覗き込んだ。 「イカせてほしかったか?」 「―――っ!!そんなわけ……!!」 慌てて目を逸らすと、またゆっくり抽送が再開された。 一旦冷めきったところから、また徐々に熱いものが昇っていく。 「ンンッ!!あああ……!く、クウッ!!」 胸の突起を両手の人差し指と親指で揉みしだかれて、痛いんだか熱いんだか気持ちいいんだかわからない。 しかし確実にリンクしているそこの刺激のせいで、子宮が熱い。 さらには今まで感じたほどのない太く長いモノが、これでもかというようにその存在感と熱を主張してくる。 ―――あ……また……くるッ! 「――――――」 また直前で八雲の動きが止まった。 「くッ……!!ンンッ!!んーッ!!」 絶頂に達しそうになったのにお預けされたソコが、挿れられたままのそれを絞り取るように収縮する。 「……随分、きつそうだなあ?」 八雲が耳元で囁き、 「えげつな……」 日高が後ろから笑う。 ――――こいつら……!! 小林は二人を振り返った。 「―――人間じゃない……!!」 思わず睨んだ小林に、急に真顔になった日高は立ち上がった。 「当たり前だろ。お前たちが人間じゃねーのに」 そして八雲に挿されたまま動けない小林に顔を寄せた。 「こっちだって人間のままじゃ、勝てねえだろ?」 「――――っ!!」 「狼くらいにはならなくちゃ」 小林は日高を睨んだ。 「八雲。もっと思い切りやってやって?」 日高が小林を睨んだまま言った。 「女に生まれてきたことを後悔するくらい」 「―――ふっ。えげつねえのはどっちだよ!」 八雲は鼻で笑うと、また腰の動きを再開した。
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