結
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※ 山には夜が訪れていた。満天の星空に覆われ、清浄な空気に満ち、静寂に沈んだ夜が。 熊の着ぐるみを脱いだ男は、計六名の男女の死体を離れにある倉庫へと集め終えた。 これだけあれば、またしばらく食うものには困らないだろう。 男は上機嫌で口笛を吹きながら、月明かりの下で解体を始めた。メロディは『森のくまさん』。彼らしい選曲であった。 『そして誰もいなクマった』終。
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