一話

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コウ兄が帰ってくるまで、たい兄とのんびりしていた。 すると、あたしの携帯がなり携帯を見てみるといさからLINEがきており、【今からはるの家行くけど、大丈夫か?】ってきてたので、【たい兄いるけど大丈夫だよ】と返した。 (たい兄、今からいさが来るらしいかられい呼んで貰っていい?あたしから連絡入れるよりたい兄から入れてほしい。あたしなんて言っていいかわかんないから。) 泰良(了解。兄貴にははるから連絡しろよ?) (わかった。コウ兄に連絡したら夜ご飯作るから、れいにもごはん食べてくように伝えといて。) 泰良(了解。) コウ兄にも連絡し、いくにご飯食べてくように伝えてもらった。 あたしはごはんの準備をしてテーブルにみんなのごはんを並べた。 コウ兄といく、れい、いさを待っていると玄関が開く音が聞こえた。 コウ(ただいま。俺が着いた時にいさくんやれいちゃんがいたからそのまま入ってもらったよ。) いさ(はる、おいで?) あたしはいさに抱き着いた。 (いさ今日来れないって言ってたからびっくりしたけど、来てくれてうれしかったよ。) いさ(俺もいけないって思ってたからな。でもはるに会いたくてな) コウ(ごはん食べたら、はるちゃんと話せよ?) (うん。わかった。) みんなでごはんを食べた。 洗い物をして終わり、いさの隣に座った。 コウ(いく、れいちゃんはるから話あるみたいだから聞いてくれるか?) 二人ともうなずいていた。 (いさ、抱きしめてくれる?過去の事はなすから。) いさ(当たり前だろ。) あたしは抱き着きながら過去の事を話した。 (えっと。。。あたしね。。高校生の時に知らない人からレイプされてるんだよね。そのレイプもまだ処女だったからHするのが怖くなってるの。でも誰もあたしのトラウマなんて受け入れる人いなくて、付き合う人みんなあたしの事無理やりしてくるだけやった。一人の元カレはDVも合ったんだ。あたしは下手したら死んでたと思う。このことを相談するにもいくやれいに引かれたりしたくなくて言えなかったんだよね。たい兄やコウ兄は一緒に住んでるから流石に言わないとあたしそのせいで男性恐怖症になってたからばれちゃうしって。今まで黙っててごめんなさい。。。) と泣きながら語った。 いく(はる、ちゃんと話してくれてありがと。私ははるの事引かないし、ずっと親友だよ。はるを一人にしたくないってよくコウが言ってたのはこのことだったんだね。) れい(私もいくと同じで引かないしずっと親友だよ。) いさ(俺思ったんだけど、泰良にもコウさんにも彼女さんいるわけでしょ。それで、はるのトラウマもあるから一人にさせられないってなるなら俺、はるの実家の隣に家建てるわ。んで、あの実家を泰良かコウさんどっちかが住んでどっちかは俺が建てる家の隣に家を建てたらいいんぢゃない?俺も仕事あるし、コウさんや泰良だってある。そんなときはるは一人なわけぢゃん?泰良の家とコウさんの家に挟まれてたられいちゃんやいくちゃんがはるの家に行きやすいと思うし、この際みんな同棲しないか?) コウ(その案いいな。俺がいさくんの家の隣に一軒家建てるわ。泰良はこの実家に住めばいいよ。俺も泰良も仕事の時はる一人になるしどうしようか悩んでたからな。いくらはるに辛い過去が合って、これ以上不幸にさせたくないとはいえ俺はいくを泰良はれいちゃんをないがしろにできないしいさくんの案は俺は賛成だな) 泰良(俺もいいぞ。俺がこの実家守るよ。んではるといくちゃんとれいに、この実家にも兄貴の家には入れるように鍵を渡しとくのもありかな。) いく(私もはるの事心配だし、コウと住めるならそれでいいよ。私の親はコウの事認めてるから私とコウが一緒に住んでも文句言わないと思うから) れい(私もそれでいいよ。泰良とも住めるし、これから毎日はると会えるならそっちのほうがいいかな) コウ(なら決定だな。ただ、はるは自分が悪いからこうなったとか思うなよ?俺らはみんなはるの事が大事だから、こうした結果だからな) (わかった。みんなありがとね) 話がまとまり、コウ兄とたい兄はいくとれいを送りに行った。
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