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動物園。子供の時、誰もが行く場所。
もし動物園にこんな変わった動物達がいたら
あなたは、どうする?
行ってみますか?
ある動物園があった。
空を飛ぶことが出来るペンギン、緑のタイガー、首の短いキリン、ピンク色のくじゃく、口が短いワニ、ラクダなのにコブがない、ゾウなのに体が小さく鼻が短い、そんな動物達を集めた動物園の園長。
この園長もなんだか変わった人。
緑色の服ばっかり着てる。変な動きをする事が時々あり、動物の話をすると止まらなくなる。
でも動物が大好きで動物の事には詳しい。
動物園の設計って誰がどのようにやっているのでしょう。
多くは建築デザイナーの方が考えているそうです。
動物達の事や動物園の職員の方やお客様の事を考え作っているのです。
建築デザイナーの方と園長は何回も話し合い設計が完成され建築されていきました。
建築する方も、もちろん大変です。
熱い中でも重い木を持ったり色んな作業をしないといけませんから。
建築をしている間に園長は動物園の職員を募集しました。
職員の給料の初任給は月12万円で経験を積んでから月20万前後で働いてくれる方、動物園スタッフを目指すための大学・短大・専門学校に行っており獣医学、動物看護学、畜産学などを学んでる方、採用試験をして貰います。「愛玩動物飼養管理士」「飼育技師」など、各種協会公認の資格の他、「獣医師」資格や「学芸員」資格がある方を優遇します。
と募集をかけました。
なかなかやりたいという方が現れず。
1人だけ動物園で働きたい方が現れました。
もちろん採用しました。
3月30日に開園を目指す事にしました。
動物園の名前はチェリッシュ(英語で大事という意味)に決めました。
動物園が建築されました。
動物園に動物達を入れて
動物達の食事を用意しました。
動物達の食事には、お金がかかります。
チェリッシュでは月1180万円かかります。(普通の動物園だと何倍もお金がかかります。私なりに計算して書いてある動物でだいたいこのくらいかなと思って書きました。間違っていたら、すみません)
電気代や水道代も動物達のためにけっこう使います。
人件費も払わなくてはいけなくて大変です。
3月30日に無事、開園しました。
園長と飼育員の2人の為、動物の世話やお客様の対応でお忙しでした。
しかし始めは全然、お客さんが入りませんでした。
なので工夫を凝らす事にしました。
ふれあい体験が出来ないか考える事にしました。
◯トラのエサやり体験(おりの外から肉を棒にさしてあげる)
◯ペンギンの近くに行きエサをあげる体験
ペンギンショーを考えましたがペンギン達がなかなか言うことを聞いてくれません。
それでも飼育員に
園長は『なんとかできないか』と言う
それに応えるように飼育員もペンギンと向き合います。
何度も何度も。
同じ言葉を言うのではなく違う言葉を言ってみたり
どうしたらペンギンは言うことを聞いてくれるか試行錯誤をしたのちに、なんとかペンギンショーが出来るようにしました。
しかし飼育員は疑問に思ったので園長に言いました。
飼育員『ペンギンショーをする場所は、あります か?』
園長は『ごめん。ペンギンショーをする場所を今 から検討する』
飼育員『ちょっと園長、しっかりしてください よ。』
それから園長は建築デザイナーの方と話しました。
ペンギンショーをする場所のデザインが決まり大工さんに建設して貰いました。
その間、飼育員は動物達の世話の合間を縫ってペンギンとペンギンショーの練習をします。
園長は動物園のホームページを作ったりブログを書いたりしていました。
ペンギンショーをやる場所の建設が終わりました。
待ちに待ったペンギンショーの日です。
いつもよりお客さんは多いです。
ペンギンショーが始まりました。
しかし言うことを聞かない場面が多々ありました。
それを飼育員が話術でフォローしました。
飼育員『ペンギンさんは、どうしたんでしょうか
ね。今まで頑張ってきた日々は、どこに いったんでしょうか。もしかしたらペン ギンは眠いのか、それともお腹が痛いの か、頑張れペンギン、負けるなペンギ ン』
お客さんは優しくて
お客さん『頑張れ~ペンギン~』と言ってくれました。
無事?ペンギンショーの初日を終えました。
子供達が飼育員に1日体験するイベントもやりました。
1組だけにしました。
園長は子供達と一緒にエサをあげたりしました。
子供達は凄く喜んでくれて園長も嬉しそうでした。
お客さんの意見箱を設置しました。
お客さんが意見してくれるように、意見して下さった方には風船を渡すことにしました。
意見箱に意見が入ってました。
『椅子を設置してください。』
『お弁当を食べる場所が欲しいです』
『動物園内で食べられるものはありませんか?』
『お土産を買いたいです』
などでした。
すぐに園長は椅子とガーデンテーブルセットの設置しました。
お土産のショップなどについても考えました。
動物のぬいぐるみや雑貨を作って貰おうと、専門の会社に行きましたが。
『君の所の会社には作れません。有名な動物園にしか作りたくないです』と言われて
(これはフィクションです。このような会社はないと思います。)
途方にくれる園長。
しかし園長は負けません。
何度も足を運びます。
すると
『君の熱意に負けました。作らさせて頂きます』
園長『ありがとうございます。宜しくお願い致します』
動物園内の飲食店についても園長は考えていました。
動物達をかたどった物やハンバーガーセットや地元の野菜などを使った料理をと考えました。
動物園内の飲食店も建設しました。
動物園内の飲食店スタッフも雇いました。
お客さんは増えていきました。
動物園の飼育員として働きたいという方が1名来たので雇いました。
ペンギンがいつもより食欲がなかったので心配になり病院にみてもらったら
妊娠してるとの事でした。
動物園の職員達は喜びました。
みんなペンギンの赤ちゃんをみるのが楽しみで職員達はペンギンのサポートしてあげていました。
しかし妊娠してるペンギンが咳をいっぱいするようになって心配になり医師にみて貰いました。
診断はアスペルギルス症でした。(アスペルギルス菌はどこにでもいる常在菌で、特に病原性が強いというわけではないのですが、体調を崩すなどして免疫力が低下していると呼吸器に感染し、重篤な肺炎を引き起こします。 特にペンギンの仲間で発生例が多く、治療も難しいため、アスペルギルス症と言えば「ペンギンの肺炎」といわれるほど、大きな問題となっています。)
赤ちゃんを諦めて治療をさせるのか
それとも産んでから治療を始めるのか園長は悩みました。
凄く悩みました。
赤ちゃんを諦めて治療させる事にしました。
お客様にも病気のために赤ちゃんを諦めた話をしました。
もしかしたら批判がくるかもしれない。
そう園長は思いました。
しかしお客様の反応はというと
『ペンギンさん、ちりょうがんばってね』という子供からの手紙や
千羽鶴を折ってくれた方も居ました。
ペンギンは徐々に回復していきました。
突然、
動物園に誰も来なくなりました。
コロナウイルスが流行り始めたからです。
コロナウイルスが流行り始めてから色んな業種の方が悩みました。
特に飲食店のサービス業や宿泊業や旅行業やテーマパークなどが大打撃でした。
動物園もその1つです。
休園を3度もありました。
いつもの収入がないのに人件費や動物園のエサ代動物が快適に生活出来るために電気やガスも必要でした。
そのため借り入れや補助金でなんとかしのいでいました。
補助金がなかなかおりずヒヤヒヤしていたりもしました。
動物園の大変な状況をブログで伝えたら
いっぱい励ましのコメントを貰いました。
お金を郵送してくれたり動物園の前に貯金箱がおいてあったりもしました。
(そのようなことは聞いてません。フィクションです。)
何か恩返しは出来ないかとブログにペンギンショーの動画や動物達の様子の動画を撮ってブログに張りました。
動画を張ったら
動画を張る前より倍に
コメントにあふれ
『コロナが落ち着いたら遊びに行くからね』というコメントなどがありました。
園長は嬉しくてコメントに全部返事をしました。
園長はブログでこんなことを書きました。
コロナ感染は続いてます。
落ち着いたり感染者が増えたりの繰り返しです。
いつか私達がコロナウイルスが平気で居られる世の中になっていきますように☆
みんなで力を合わせて頑張りましょう!!
変わった動物園もコロナに負けず力を合わせて支えながら、これからも営業していきます。
END
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